幸せになるまでの軌跡
先週、氣志團のGIGを観に東京まで行ってきました。
ここでも何度か書いたように今回のツアーは会場によっては(っていうかほとんどだけど)CDを買ったらメンバーとセルフィー撮影出来るんですね。
今回のライブでもなんとか撮ってもらって、元々GIGで幸せにしてもらっていたのを最高潮に幸せにしてもらったので、その一部始終を…。
これ読んでうれしいのはおともだちと私だけだろうけど!
今回のGIG会場は五反田。
あらかじめ発表されていたセルフィー撮影会に関する情報は以下のとおり。
* 会場のスペース・使用時間の関係上、セルフィー参加券配布枚数は500枚
* 対象商品は6月17日発売予定の新譜の予約のみ
* 購入可能枚数はお一人様2枚まで
* 前日や当日早朝からならぶのは禁止
* ならぶのは10時以降で
ということで、実質250人ってことよね…。
これが発表される前から新幹線のスーパー早得チケットを買っていたのだけど、9日の朝の新幹線は売り切れていたので前日8日の夜、仕事終わってからの便を取ってたのね。
よくやった、私!
広島から東京じゃあ、始発に乗っても10時に五反田は不可能だもんね。
余分にホテル代とかはかかるけど、朝から動けるようにしててほんとによかった。
で、迎えた9日。
予算の関係でホテルを移動しなくちゃいけなかったので、9時にチェックアウトして荷物コロコロしつつ会場のゆうぽうとへ。
ホテルから歩いて5分かからないくらいのところにあったので。
会場前の道路にツアートラック停まっていたので一枚だけ写真を撮ってあたりを観察。
会場に続く階段のところにはチェーンが張られてあってまだ上がれないようになってた。
ならんでる人は一人もいない。
これにはちょっと感心しました。
(カープのチケットやグッズの発売ではありえない…)
(徹夜禁止ってお触れがあっても、4~5日前からならんでたりする)
何人かKISSESらしき人たちも見かけるけど、みんな状況を確認したらそれぞれカフェやコンビニetcに移動していってその場にとどまる人はいない。
交差点のとこにセルフィー会場にいつもおられるスタッフさん(たぶんクボヤスさん)がおられてちゃんと見張られてもいました。
それで安心して電車に乗ってその日に泊まる予定のホテルへ荷物を預けに行ったのでした。
9:18発の電車だったので、ほんと9:10過ぎくらいは誰もたむろっていなかったのよ。
電車に揺られて旗の台に行き本日のホテルへ荷物を預ける。
チェックインが0時過ぎそうと伝えたら先に支払いをしてくれと言われ、チェックイン手続きして思わぬタイムロス。トイレにも行きたいし。
踏み切り待ちで電車が発車するというアンラッキーもあったけど、なんとか9:55に会場前に到着。
さすがにもう人だかりだろうなぁと思って行くと誰もいない。
というか階段にチェーン張られてない。
階段上を見るとファンらしき人の姿は見当たらないけどスタッフさんはいる。
階段をあがる途中で走ってきた方に追い抜かれたんだけど、その方がスタッフさんに確認したら会場横にならんでもらっているとのこと。
あわてて小走りで行くと、もうこれは無理なのでは…くらいの人数がならばれていた。
最後尾につくと通称ブラザートムさんが人数をカウントしていたみたいで、私がならぶと「246」と。
246!!!
めっちゃギリギリ!
だけど、これ、誰かが友達のところに割り込んだら絶対無理なパターンじゃん!
常連さんらしい、私の前にならんだ方がスタッフさんに「早く整理券かなにか配ったほうがいいよ!」「でないと後からどんどん割り込まれちゃう!」と言ってくださってて心の中で大拍手でしたよ。
実際何人か、割り込もうとしたのかただ友達のところに行こうとしただけなのかわからないけど前の方に行こうとしたら、スタッフさんに注意されていたしKISSESからの指摘もすごかった。
ほんと、私らぐらいの番号だと危ないもんね…。
整理券をもらったのが10:15。
少し早まって243番でした。
よかった…ほんとによかった…。
でも9:56に最後尾についた私でこの番号だから、10時ぴったりに来た人やそれ以降に来た人は250番以降の番号だったんだと思う。
スタッフさんに詰め寄っている人もおられたし…。
愛媛と高知でお会いした方が130番台だったので聞いてみたんだけど、やっぱり9時ぐらいにいったん来て、隣のカフェにおられたとのこと。
それで9:40くらいに様子を見にいったらかなり人が増えてて、そろそろチェーンをはずしそうな雰囲気だったからあわててカフェを出たらしい。
10時整列開始予定で1時間前には誰もならんでいないって奇跡だと思うんだけど、それは私が整理券ゲットできたから思えることなのかもしれないね。
整理券配布後、14:30まで解散になったので念のためにその後も配り続けていた仮の整理券を一緒に観る友人のためにゲット。
390番台だったよ。
これ、どうなんだろう…。
ダメだったら私が2枚買ったのを1枚ずつにすればいっかー。
で、11時に友達と五反田駅でおちあってお茶しつつおしゃべり。
実はこの日の朝、寝てるあいだ中充電していたはずのスマホがまったく充電できていなくて、しかもモバイルバッテリーつないでも充電増えなくてあせりまくっていたのだけど、ちょうどコンセントのあるカフェだったので別のアダプタ使って充電。
もうともだちと合流できたので電源も切りっぱにしたのがよかったのか、お茶しているあいだにだいぶ復活していた。よかった…。
高知のときも50数%あった充電が急に0%になって、画面は真っ黒私は真っ青になったんよね。
なんでセルフィーの日に限って…。スマホも緊張するのかしらん。
そして会場近くのファミレスまで移り今度はごはん。
コスしている方であふれかえっていた。
五反田のみなさんも驚かれていたことでしょう。
14:15ごろ、会場へ移動。
おともだちには一応仮の整理券を渡して、私は朝いた位置に戻りならぶ。
確実に買えることは分かってるからよかったけど、結局受付までいけたのは16時ごろだったかなぁ。
おともだちは光さんのファンなので青を、私は出た方で…と思ってるけど最後に翔やんと撮りたいから赤引きたいなー。
待ってるあいだ、まわりの人たちに「何組さんですか?」と数回聞かれて。
氣志團グッズなにも身につけてないし、服の色もメンバーカラーじゃなかったしね。
私は素直に「みなさん好きなんですよー」と答えてたんだけど、これがいけなかったみたい。
どうやら「自分の組の色が出なかったらこの人なら交換してもらえる」「だって誰でもいいんでしょ」的な認識をされてしまったようで。
そういえば京都や広島でもならんでるときに何組さんか聞かれて「みんな好きなんですよー」って答えたら「じゃあ赤が出たら交換してください」「橙だったら…」って言われたなぁ…。
じゃあ、ってなによ、じゃあ、って。
私だって翔やん引いたら翔やんと撮りたいし、ランマさん引いたらランマさんと撮りたいわよ。
ようやく回ってきた私の番、ちょうどスタッフさんがお話されてたのが聞こえたんだけど、ここまでで3人の方が1枚購入だったらしい。
実は整列当初にブラザートムさんが「もしよろしかったら1枚購入でもいいという方はご協力をお願いします」と言ってまわってらしたのよね。
私はおともだちと分け合うので…ほんとごめんなさい。
受付にいくとおばあちゃんとおじいちゃんがいらした。
申込用紙には大崎の有限会社な名前があったから、きっと地元のレコード屋さんなんだよね。
ここで黄色と赤のとことか黒とピンクのとことかを使わない氣志團さんとavexさんあっぱれだと思う。
地域に根付いたお店でってことだよね。
せっかくその土地でライブをするんだからね。
きっと大きな売上になると思うなぁ。
で、一応用紙には手数料を含めた合計金額も書いていたんだけど、五千円札を出したらおつりの細かいのが少ないみたいで「細かいのあります?」と。
五千円プラス小銭(ちょうどではなく、数千円プラス30円40円くらいのおつりは必要)を出したらお二人で悩まれはじめたので、自分でそこにあった電卓をたたいて「XXXX円からYYYY円を引くので、おつりはZZZZ円になります」とデモンストレーションしました。
そしたら嬉々としておつりくださった。お役にたててよかった。
てか、今までの人数、どうやってさばいてらしたんだろう…。
そして運命のくじ引き。
なぜだかは分からないけど両手になにも持たない状態で引かなきゃ!と思ってすべてを斜めがけかばんに入れ、「青!赤!青!赤!」と心の中で強く念じながら左手で引くと…
青!!!
よっしゃ、とりあえずおともだちのは確保。
次は、右手で。
そしたら…
赤!!!!!
赤!!!!!
翔やん!!!!!
やった!私、やった!
と思ったのもつかのま。
この抽選って引き当てた人の名前をなぜかスタッフさんが大声で読み上げるシステムなんですね。
なので今回も「光さーん!」「團長ー!」と読み上げられまして。
ということはならんでたときにお話ししてた方含め、入口にたむろってた「翔やんと撮りたい!」な方々に丸聞こえ。
とりあえず外に出ようとすると、みなさんが参加券を私の目の前に突きつけてくるんですよ、交換してくれ、と。
「すみません、ともだちがいるんで…」となんとかそこを通り抜けたけども、ほんとこわかった。
不正してないよっていうアピールなのかもしれんけど、このときばかりはあの読み上げシステムを恨んだわ。
で。
私の前にならばれていた方のアピールがほんとにすごくて。
ともだちに聞いてみるから待っててって言ってもずっとついてきて横でお願いしてくるのよ。
おともだちにテレパシーで「翔やんと撮りたいって言って!」と念ずるも届くはずもなく。
「私はどっちでもうれしいから選んでー」と。
で、おともだちに光さんを譲り…翔やんのをその方のトミーさんのと交換してあげてしまった。
レッドさん、史上最高のお人好しをこんなところでいかんなく発揮。
なんでこうなんだろうなぁ。
なんで自分を抑えちゃうんだろうなぁ。
私だって翔やんと撮りたいよ。
自力で引いたってことは神様も撮りなさいって言ってるんだよ。そういうことだもん。
そりゃあトミーさんとも撮りたいけどさ…。
めちゃめちゃお礼言われて抱きつかれて、でもやっぱりなんかむなしくて。
「もしもう一枚も翔やんに交換してもらえたら、また交換してね」なんて、絶対かなわないだろうお願いを最後にしてしまった。
はー、バカバカバカ。
ほんとにバカ。
しばらくおともだちとその場で「お人好しが過ぎるね…」と反省会していたんだけど、もう交換してしまったものはしょうがない、とりあえずこの場を離れようかと動こうとしたら先ほどの赤組さんが目配せでちょっと待ってて、と。
知り合いの方に交渉されているみたい。
そして数分後…「はい!」と差し出してくれた参加券には綾小路翔に丸がしてあった!
「やっぱりみんな翔やんと撮りたいよね」と。
うぅ、よかった…。ほんとによかった…。
(でもたぶん、この方はこの後また翔やんのと交換してもらえてる気がします。気合いが違ったもの…)
もうね、5分ちょっとのあいだに天国と地獄と天国を経験しましたよ。
おともだちは「翔やんのほうから来てくれたんだよ」と言ってくれたけど、一度手放した私を許してくれたのですか?
神様、翔やん、ありがとう。
このままここに居続けたらろくなことにならん!とおともだちと五反田駅方面に移動し、本日3回目のお茶をば。
あー、ほんとにほっとしたよー!
自力で青と赤引いた自分をほめたい!
おともだちとのおしゃべりの中で、次回こういうチャンスがあったら「みんな好きなんですー」なんて言わずに「翔やんと撮りたいんです!」とアピールしなくちゃダメだね、という結論に達しました。
その上で、引いたメンバーが運命の人なんだと思わなくちゃね。
そして会場に戻り、メインのGIGを堪能。
こちらのチケットはおともだちに取ってもらったのだ。
別のバンドでつながっていたおともだちなんだけど、ひょんなことから私が氣志團好きになって氣志團氣志團言っていたら、実は前からライブ見に行ってるんだよと教えてもらってそっちでも意気投合して。
初めて二人で観にいったNHKホールのGIGでは私が氣志團歴半年だったので振り付けが全然分かっていなかったけど、それから3年、私もだいぶ踊れるようになってて。
念願の『黒い太陽』を、おともだちは光ちゃんパート私は翔やんパートで踊れて、ものすごくうれしかったし楽しかった。
はー、幸せ。
これだけでもだいぶ幸せ。
ロック幸せ。
五反田ということで翔やんの昔の彼女の話にまつわるぶっちゃけ話とか、信濃ちゃんの(誰かに仕組まれたんだろうけど)アドリブとか、ほんと楽しかった。
トミーさんのステップは確認できなかったけど!
(あれは2階席のほうがよく見えるね)
ライブ後はいよいよセルフィー撮影会。
その前にトイレに行ったんだけど、そのときチュニックワンピの裾をパンツにインしたままであることにまったく気づかないままならんでいたら、一人後ろにならんでいた人が教えてくれた。
ギャー!
この格好のまま翔やんに会うところだった!
教えてくださってありがとうございます。
翔やんとどうやって撮ってもらおう…。
撮り慣れている人たちはすごいよなー。
メンバーにそんなお願いできないよー。
肩組まれただけで顔がこわばるのに。
ひー。
後ろからハグしてもらう?
ダメ、緊張MAXになるし顔の大きさが強調される。
あー、緊張はどうしてもしちゃうから顔のこわばりごまかしたい。
…ほっぺたつねってもらおうかな。
そうだ、夢かどうかも確認できるし!
でもファンに触るって行為はあんまりよしとされないかなぁ…。
どきどきしながら待ってました。
そしていよいよ私の番が…!
私: おつかれさまですー
翔: ありがとうー(ニコニコ)
翔: どうする?
私: あの…ほ、ほっぺをつねってもらえないでしょうか?(緊張して目を見れない…)
翔: いいよ!(即答)
翔: 両方?
私: は、はい…お願いします…
翔: (むにー)
しょ、翔やんが、私のほっぺをつまんでいる。
つねっているというよりつまんでいる。
無駄にお肉あってよかった…。
翔やんが「がおー」って顔をされていたので私もそんな顔をしてみたんだけど、我にかえっておすまし顔でハイチーズ。
私の顔はやっぱりこわばってはいたけど、でもいい感じに撮れました。
翔やん、ありがとう。
握手してもらって、また会いにきます、って伝えて即退散。
鹿児島のじいちゃんばあちゃん!!!
今日オレやったよーーー!!!
(「カープ 松山 ヒーローインタビュー」で検索してみてください)
光さんと撮ったおともだちとハイテンションで合流して、そのテンションのまま飲みにいきました。
五反田の街をリアルでスキップしたもの。
そして駅前の居酒屋でカンパーイ☆
わたしたち、今日までがんばってきてよかったねー!
今日もいろいろあったけどがんばってよかったねー!
なにかっちゃあそのときのことを思い出してニヤニヤしてバンザイしてニヤニヤして。
私にいたってはほっぺつねつねさわさわして。
氣志團のこともあっちのバンドのこともたくさんおしゃべりできる幸せ。
二人で写真を見返してたんだけど、お互いいちばんリラックスしていいお顔で撮れていたのは、昼間会場前で一緒に撮ったセルフィーだった。
氣志團ちゃんとこんな感じで撮りたかったわね…。
でも、あの緊張感がいいのかもね。
おともだちは光さんが好きだし、私は楽器隊が好きだし…でもやっぱり翔やんは別格だよね、みんなが好きだよねセルフィーしたいよねっていう話からたどりついた結論。
翔やんは延ちゃんだ!!!
私、アイラブショーネンだけれども、それは延ちゃんがいてくれているからであって、だと思うもの。
みんな大好きなのよ。
みんなの翔やん。
みんなの延ちゃん。
私の終電は0:37だったんだけど、楽しくてもうどうでもよくなってそのまま飲み続け、気づいたら2時だった。
いやー、たーのしかったなー。
おともだちは昨日私が泊まっていたホテルにお泊まり。
私は2,000円の差に目がくらんで旗の台のホテルにしたんだけど、タクシーで帰るんだったら意味ないわ。
最初っから同じホテルにしておけばよかった。
【教訓 : 飲むならタクシー代のことも考えてホテルを取ろう】
もう、ほんとに、楽しかった。
セルフィーはもちろん、GIGも楽しすぎた。
こんなに幸せにしてもらえるなんて。
ほんと、幸せにしかなってない。
氣志團ちゃん、Cちゃん、ありがとう。