BLITZ KRIEG BOP

電撃バップ!な日々をおくりたいのです

くるりライブ興行2010~地獄の団体戦~ @NHKホール

2010/06/02(Wed) @NHKホール

くるりライブ興行2010~地獄の団体戦くるりワンマンライブツアー2010

OPEN / START : 18:15 / 19:00

ADV / DOOR : 5,250 / -

LIVE:くるり

半年ぶりのくるりのライヴ。

会場のNHKホールは近くはよく通るんだけど入るのは初めてでした。

原宿駅から歩いてたらお隣の代々木体育館に向かう人たち多数。

看板には「テゴマス」。

またえらい日にぶつかったもんだわねー。

今日は19:00開演だったから余裕で間に合ったので

ロビーでビール飲んだりして腹ごしらえ。

イスがいっぱいでうれしい。

開演時間が近づいてきたので席に着くと

スクリーンにはいろんな風景写真が映っていた。

最近全然くるりのオフィシャル確認してなかったんだけど

どうやら写真の募集かけてたみたい。

ライヴは10分押しでスタート。

1曲目は大量の紙吹雪とともに『東京レレレのレ』

全然知らない曲だ。

紙吹雪の量がえらいことになっていて、

シンバル叩く→シンバルの上にたまっていた紙吹雪舞う

てな具合で、それはそれできれいだった。

曲終わった時点でスタッフさんが出てきて

タイコの上にたまった紙吹雪をざざっと落としてました。

2曲目も初めましての曲で「ん?」と思ってたら次がサンデーモーニング

ようやく知ってる曲がやってきたけどこれもすごい久しぶりに聴いた気がする。

本日はステージ向かって右側の2F席で、最初は立ってたお客さんたちも

次々座っていっている…。

最初のMCでこの謎は解き明かされました。

今回のライヴ、名古屋でも言ったんですけど

B面集の曲と新曲を中心にやります

ていうかそれしかやりません!

あぁ、そういうことですか。

ワンダーフォーゲルやってください」→やりません!ってことらしい。

これはこれでおもしろいかも。

つうか、B面集だしたんだね。

知らなかったよ…。

先行予約でチケット取って以来、オフィシャル確認してなかったんだもん。

そこから4曲たて続けに新曲。

ロックンロールなんだけど日本くささを感じる曲たちだった。

なんだろ、全然そんな曲ではないんだけど民謡っぽいメロディラインというか。

特に『温泉』

あと目玉のおやじを称えすぎです。

圧巻だったのが

いろいろ工夫してチャレンジします

ってやった『ガロン』

* エレキベース首からさげたままアップライトベース弾いて最後弓を投げ捨てた佐藤さん

* エレキベース首からさげたまま鉄琴叩く佐藤さん

* そしてそんな佐藤さんの後ろにぴったりくっつき

* ギター首からさげたまま佐藤さんのベースを弾く岸田さん

* ギター首からさげたままイスに腰かけてオルガン弾く岸田さん

場内拍手喝采だったよ。

いちいちかっこよくて感動すらしてしまった。

こりゃたまらん。

来てよかった。

いい曲できました!

次のシングルで

ってこれを作った当時にレコード会社の人に言ったらしいんだけど

10分ちょっとのアンビエントな感じの曲だしB面でよかったと思われ。

『ギター』の間奏のセリフは新しいアルバム『僕の住んでいた街』に置き換えられていた。

『僕の住んでいた街』を買ったよ

とってもいいアルバムなんだ (byボボさん)

今回の選曲があんまり飛び跳ねるって感じではなかったので

途中から座って聴いてたんだけど

この曲のイントロが流れてビクっと立ち上がった。

『すけべな女の子』!!!

広島時代は毎回聴けててそんなレア曲と思ってなかったんだけど

東京出てからは1回しか聴いたことなくて久々に聴きたかったんよ。

うれしい。

曲名はあれだけども。

でも途中「あれ?これほんとに『すけべな女の子』?」な感じにもなってたけどね。

後半にも新曲を1曲。

『魔法のじゅうたん』

これは明日また聴けるんだろうか。

つかみきれなかったからもっかい聴きたい。

ラストの『地下鉄』がまたすごかった。

目も耳も離せない。

ミニマムでマキシマムなロックンロールだった。

アンコールはもちろん佐藤さんの物販紹介から。

あいかわらずポイポイしてたけど、CDと詩集とおべんとばこだけは投げなかった。

おべんとばこの中には京都のお店の佃煮と煎茶が入ってるらしい。

あと千社札風ステッカーを紹介するときに

これはまっすぐ貼っちゃダメなんですよ

斜めに貼るのが粋なんですって

おぼえといてください

って言ってニヤって笑った佐藤さんが異様に印象に残ってます。

らしいというかなんというか。

そんな佐藤さんは次期総理を「岡ちゃん」と予想してましたがはずれたね。

前に新幹線の席がともだちと離れたのでとりあえず来るまでと一緒に座ってたら

そこにやってきたのが民主の岡田さんで「どうぞどうぞ」と席を替わってくれたんだって。

いいひとやん。

そら佐藤さんも岡ちゃん派になるわ。

アンコール1曲目の『サマースナイパー』もめっちゃかっこよくてほれぼれしてたら

社会の窓、全開でした

と岸田さんから衝撃の告白。

本編中ずっとだったのかこの1曲だけだったのかが気になります。

気になったところで見える距離じゃないんだけどさ。

ラストは

くるりを始めたときからやっている曲です

『尼崎の魚』!!!

来てよかった。ほんとによかった。

心満たされた。

ワンダーフォーゲルなくても

ばらの花なくても

ロックンロールなくても

東京なくても

虹なくても

くるりはまぶしいくらいくるりでした。

「とろみを感じる生き方」より私断然こっちんが好きー。

ルンルン気分で物販でおべんとばこ買い

テゴマス帰りに囲まれながら帰ったのでした。

あ、ボボさん10キロやせたらしい。

たしかに遠目で見てもかなり違ってた。

うらやましいなぁ。

10キロやせても力強いドラミングはそのままなんて、素敵。

<SETLIST>

1. 東京レレレのレ

2. ノッチ5555

3. サンデーモーニング

4. 温泉

5. さよならアメリ

6. 麦茶

7. 目玉のおやじ

8. ガロン

9. イメージファイト

10. BLUE NAKED BLUE

11. ギター

12. The Veranda

13. さよなら春の日

14. すけべな女の子

15. ベーコン&エッグ

16. pray

17. 魔法のじゅうたん

18. 地下鉄

EN1. サマースナイパー

EN2. 尼崎の魚