自信を持って 自分らしく!!
(自分の記憶のための自己満足な書きとめ&おおっぴらにしてはまずそうなので非公開でUPしましょ)
ご存じのとおりカープ大好きな私。
特に好きな選手の一人に久本投手がいます。
一昨年まで中日にいて、去年からカープにやってきたAクラス請負人。
先発も中継ぎも、いつでもなんでもこなしてくれる、頼りになる男。
カープの若いピッチャー陣の良き指導者?相談相手?でもあると思っています。
2月に日南にキャンプ見に行ったときも、戸田投手につきっきりでゴロをさばいて投げる練習に付き合ってる姿も見ていたし。
去年神宮やハマスタで「久本さーん!」と手を振ったら帽子取って会釈してくれたり、とてもファンに優しい方でもあります。
そんな久本さんが、6/29の横浜戦で肘を痛められて一軍登録抹消。
翌日ニュースで見たのは「左肘尺側手根屈筋起始部損傷」「ギプス固定3週間」「全治未定」という文字。
目の前が真っ暗になりました…。
ちょうどそのころ久本さんの応援ボードを作っていたのでなおさらショックで。
4~5日たってローカルニュースでギプス姿の久本さんが
「9月の大事な時期には戻る」
といつもの明るい笑顔でこたえてらして心底ほっとしましたよー。
さすが、久本さん。
それでね、自己満足ではあるんだけども、ファンも久本さんの復帰を待っているっていうことを伝えたくて、久本さんが練習をしている二軍の練習場に、出来上がったばかりの応援ボードを持って行ってしまいました。
応援ボードには、以前久本さんにサインをいただいたときに書いてくださった
「自信を持って 自分らしく!!」
っていうことばを。
そのころの二軍は一岡投手がいたので練習場もえらい騒ぎだったんだけど、ちょうどその日は一岡投手含めたファームの主要メンバーは名古屋に遠征中で、練習場は三軍(ケガ組)と二軍の先発予定ではないピッチャー陣くらいしかおらず、ファンも私含めて4人という状況で。
松山選手にサインをもらった親子連れが帰っていき、残ったのは私と友人のみ。
そのおともだちも約束していたわけではなく、たまたま会ったんだけどね。
で、久本さんいるかな?いるかな?とドキドキしていたんだけど、トレーニングルームから引き上げる久本さん無事発見。
あわててボードをかかげて「久本さーん!!!」と叫んだんだけど、気づいてもらえず。
ま、しょうがない。
腕にギプス巻いてるからきっとマイカーでは来ていないはず。
タクシーかどなたかの車に乗り込むときに思いを伝えよう、とドキドキしながら待っていると、やはり膝をケガして調整中の松山選手と一緒に久本さんが出てきた!松山さんと帰るんだ!
ここでもいちどボードをかかげて「久本さーん!!!」と叫ぶと、気づいてくださった!よかった!
そのまま松山さんの車に乗り込みそうだったんだけど、松山さんがたぶん気をきかせてくれてジュースを買いに自販機へ。
「久本さん…!」としか言えない私にしょーがないなと思ったのか、おともだちが「写真いいですか?」と声をかけてくれて、一緒に写真を撮ってもらえました。
あとから見直したら笑えるくらい二人のあいだに距離がある。
だって緊張して余裕なかったんだもん…。
ここでも「ありがとうございます」としか言えない私を助けるかのようにともだちが「久本さんって字を書くのも左ですか?」と聞いてくれて。
(久本さんは左投げで、左腕にギプスしているため)
そうしたら
「いえ、字を書くのは右です!」
と言ってくださったので、またまたともだちが「じゃあこれにサインしてあげてもらえますか?」と。
うっうっ、ありがとう、おともだち。へたれでごめんよう。
「これ…久本さんの応援ボード!作りました!」
「ありがとうございます!」
思ったような位置に思ったような大きさで書いてくださる久本さん。いい匂い。
…はっ!何しにここにきたんだ!デレデレするためではない!と思い出して
「9月にこれを球場でかかげて待ってます!」「頑張ってください!」
と私なりの思いを伝えたところ、めちゃめちゃ笑顔で
「ありがとう!」
と言ってくださり、redzoneさん、昇天…。
絶対帰ってきてくれると確信できた瞬間でした。
それから松山さんの車に乗り込んだ久本さん。
門の横のところでお見送りしようと待っていた私のところで車が止まり、助手席の久本さんが私に
「これ、よかったらどうぞ」
となにか黒い布をくださった。
「え!!!!!いいんですか?ありがとうございます!!!!!」
なにかは分からないけれども久本さんがなにかくださったという事実だけで大コーフンの私。
大コーフンのまま車をお見送りし、車が右折して出ると同時に布をひろげたら…
バッテリーTシャツ!!!
飛びはねてしまった。
そしてコーフンのあとには感動で涙が出てきた。
半泣きで遠ざかる車に手を振り続けました。
バッテリーTシャツって、文字通りピッチャーとキャッチャーしか持ってないTシャツなんです。
練習のときとかに着てる。
毎年、たぶん3色くらい作ってるんだけど、それの2013年のバージョンのをくださったんです。
65って番号も入ってる。
そんな貴重なものをくださるなんて…。
モノをもらえたってことよりも、私の、久本さんに対する気持ちが伝わったんだなぁということが本当にうれしかった。
そして久本さんの心のウィンクっていうのかな、そういうところにオトナのオトコを感じました。
他に人がいなかったり、そういう環境もあってのことだと思うけど。
めちゃめちゃうれしかったけど、こういうことをSNSにうれしげに報告したら久本さんに迷惑がかかるということは想像に難くないので、誰にも言わず一人であの日に起こった出来事を反芻しています。
ときどきTシャツの匂いを嗅ぎながらね。
だって、めちゃくちゃいい匂いするのよ!!!