怒髪天 vs. the pillows @恵比寿LIQUIDROOM
2009/1/24(Sat) @恵比寿LIQUIDROOM
ウンガラガッタtour '09 "新春接近戦 10連発" -トーキョーブラッサム VOL.24-
OPEN / START : 17:00 / 18:00
ADV / DOOR : 3,000 / -
LIVE：怒髪天 / the pillows
微妙な天気に「やっぱりね…」と思いながら、渋谷→代官山→恵比寿とお散歩。
人生初ROLLも経験。
『XXXXXX(忘れた) CLASS HERO』って書いてあるTシャツがあって「私が今日着てるの『DRUNKING CLASS HERO』」ともう少しで一日店長に言いそうになったんだけど、言われても困るだろうとガマンガマン。
代官山でかわいいスリッポンも買って、大満足で恵比寿へ♪
ドトールでお友達とおしゃべり。ふたりともそれぞれの理由で超ハッピー♪
しかし、寒い…。
今日のチケットは即完売してるしもしやと思って開場30分前にリキッドルームに行ったんだけど、すでに大混雑だった。
即ロッカー確保。早めに来てよかった。
それからもほんとはこのライヴ観ないのにしばらくお友達に付き合ってもらってほけぇっと。
前の日の夜からまたぎっくり腰っぽい症状になっててしんどくて、結局開場してから40分後くらいに中に入った。
今日は踊れないし、押されたら大変なことになるからのんびり後ろで見ようと思ってたんだけど、後ろのほうが混んでたから中央の柵より数列後ろくらいのとこに。
真ん中じゃないからきっと大丈夫。
ぼーっとしてたらお友達が横にいた(笑)。
なんと、初めまして。
広島音楽本のインタビュー読んだり、Colors of life観たりしてたから、さわおさんはそんな気しなかったんだけどねぇ。
そうだ、昔、ピロウズのライヴに行ったつもりがピーズだった、ってことはある(笑)。
連れてってやる、この世の果てまで
でライヴスタート。
お、そういう感じなんだねー。
(どうやら1曲目が『この世の果てまで』って曲だったらしい)
私、なんで今まで聴いてなかったんだろ、と後悔したくらい楽しかった！
好きだー。
思っていたよりPOP。でも、ROCK。
踊れる感満載。
おしゃべりも楽しかったよ。
曲の途中で急に甥っ子の話とか。
お兄ちゃんの子供ってことで、オレの甥っ子になるんだけど
オレの甥っ子ということは、すごくかわいいわけだ！
キミたちの甥っ子姪っ子と違って
こないだ義理のお姉さんからメールが来てさ
甥っ子二人いて、上のとおるくんって10歳の子がいるんだけど
友達のりゅうせいくんに「とおるくんの叔父さんって山中さわお？」って言われたんだって
「そうだよ」って言ったら「オレの叔父さん、ウエダケンジっていうんだ」って言われたって
フロア中「えーーー」ってものすごい声があがってたよー。
意味分からん！
ピロウズの初代ベーシストの上田ケンジの甥っ子とオレの甥っ子が同級生だったんだよ！
おぉ、それはすごい！
これはノンフィクションです
って言って、再び曲に突入。
どうやらこれ、『ノンフィクション』っていう曲だったらしい(笑)。
曲終わって、これについてのお話をまたちらほらとしてくれたんだけど、ほんと、おとうさんの話ならすることあるかもだけど叔父さんの話なんてしないよねー。
どうして分かったかというと、りゅうせいくんが「オレ、ミスチルと写真撮ったことあるよ」って言ったところ、とおるくんも「オレだってあるよ」ってなって発覚した、と。
ふたりバンドやんねぇかなー
それでりゅうせいくんやめればいいのに！
あと、今日タクシーで来たときの運転手さんのお話。
「リキッドルーム」って言ってもわかんねぇだろうなぁと思って
「恵比寿橋の交差点のところへ」って言ったんだけど
そしたら運転手さんが「あそこにジャズハウスありますよね？」って言うんだよ
「…ライブハウスですよね？」って言ってもあんまり反応なくて
で、着いてみたら、ここの建物に「alternative jazz」って書いてあったんだよ！
だから運転手さんはここをジャズハウスって思ってたんだね
ここで、ベースさんが即興でジャズっぽい音を出し、シンちゃんがそれに合わせ、ギターのPeeちゃん(ピーズ界隈ではよくお名前は)もギター弾きだし…なにもしないさわおさん。
ジャズハウスだった！
「全然ジャズじゃないけどね」ってベースさん笑ってたよ。
こういう即興が出来る大人の男っていいよねぇ。
そうそう、12月にここで会った怒髪天のワンマンで、増子さんが『Finger post of magic』をワンフレーズ歌って「アウイエー」言ってた意味がようやく分かりました(笑)。
その『Finger post of magic』の前に。
今から『Finger post of magic』をやるんだけど…今日はエアー怒髪天で
場内からブーイング。
11月にあったイベントで、アンコールで増子さんが出てきてこの曲を歌ったんだってね。
今日も期待してる人たち、多かったんだろうな。
じゃあさー、言いに行ってこいよ、今から出番の増子さんに
今ごろこんなことしたり(櫛で髪をなでつけている)
こんなことしたり(ネクタイをしめている)
してるんだから
たしかにね。
あと、最後のほうの曲でさわおさんギターでマシンガンやってくれたので、きゅんときました。
↑
マシンガンする人なら誰でもいいのか、私。
＜SETLIST＞
1. この世の果てまで
2. I know you
3. ノンフィクション
4. Skinny Blues
5. プロポーズ
6. BOAT HOUSE
7. バビロン天使の詩
8. 確かめに行こう
9. Finger post of magic
10. No Surrender
11. LITTLE BUSTERS
12. WAITING AT THE BUSSTOP
ピロウズの間に腰の調子が悪化してたので、押されもせずでもアウェイな感じもしない、真ん中よりちょい後ろ、シミさん側へ。
SEの『祭り奏でる』始まったとたん手拍子のフロア、熱いね！
出てきた増子さん、真っ黄っ黄なシャツだ。
なんだそれ、と思ってると
1曲目はね、これ、ね(とシャツを指さす)
だから、黄色に赤で『JAPANESE R&E』でしょー。
黄色に赤。
黄色に赤。。
黄色に赤。。。
そういうことかー！
ってわけで、『NO MUSIC, NO LIFE』!!!
腰から下を動かすのが難しいから、腕だけは上げて振ってたよー。
変だけど(笑)。
雨バンドと雨バンドが一緒になったら、雪になるっていうね
携帯の天気予報見て二度見しちゃいましたからね
私の住んでるとこは降らなかったんだけど、お友達のおうちのほうではぼんぼん降ってたらしい(笑)。
干ばつ地域はどちらかを、雪の降らないスキー場には両バンドを呼べばいいと思います。
今日はステージの後ろに怒髪天の旗とピロウズのフラッグがかかげられてたんだけど、微妙に似てるんだね。
黒地に、かたや日本刀、かたや剣。
ちょうど坂さんの真後ろにあったので
立体化して坂さんに刺さればいいのに
と増子さんが言っていた(笑)。
そんな増子さんは今日の対バンについて
ずっとツアーでワンマンライヴをやってきたんだけど、トーキョーブラッサムってことで対バンライヴ
同郷の後輩の力を借りて休憩します
山中さわおと上田さんの甥っ子は同級生
…札幌は人口100人しかいません！
山中の親父とオレの親父は兄弟です
その息子が…(シミさんを指さす)
お、男同士から生まれた子供…そりゃあ女の敵だわね。
そのひいおじいちゃんが…(坂さんを指さす)
ひいおじいちゃんが飼ってる犬の前の飼い主が…(友康さんを指さす)
友康さんだけ血のつながりがない(笑)。
『ビール・オア・ダイ』、今日も前半スローな演歌バージョンだったんだけど、イントロで
キミたちは一日おきに飲まないとやってられないっていう顔をしています
的なことを言われた。
なんで分かるんだ！(笑)
後ろのほうから見てると、「給料安い！」「税金高い！」の時のこぶし率がそりゃあもうすごいことが見てとれるよ。
みんな仲間だー。
次の「ウンガラガッタ」も、やってるうちにすべてのことを「ウンガラガッタ」かたづけられそうな気分になるから素晴らしい。そしておそろしい。
誰かがね、トリビュートをね…作ってくんねぇかなぁ
オレは「明日誕生日なんだよねー」って言っちゃうタイプじゃないからさ
きっと、さわおさんが発起人になって作ってくれますよ！
そのためになのかなんなのか、ピロウズのことをすごくほめてたよ。
ピロウズはいいよね
オレでもキュン死しちゃうよ
…こんなCD入れる買い物袋みたいなカッコしてますけど
そういうところもあるんですよ
ピロウズのファンの人たちって「BUSTERS(破壊する人)」って呼ばれているらしいんだけど
オレがBUSTERですから
でた、破壊神。(cf. アトモスの沼)
ほんと、いい曲が少なくて申し訳ない
でもね、男にはいろんなタイプがあるんだってことも分かってもらいたい
今日聴いてね、もしダメだったとしても、もう一回聴いたらよかった！ってなるかもしれない
でも「何回か食べたら分かる！」みたいなことが書いてあるラーメン屋には「一回で勝負しろよ」と思うんだそうな(笑)。
セットリストは千葉のライヴベースに何曲か減らして、って感じだったんだけど、千葉ではやってなかった『傷跡のバラッド』が聴けたよ♪
でもそんな素敵な曲が終わって、増子さんも座り込んで休憩してる中やおら立ち上がった坂さん。
みなさん！
こんばんわんぱくでもいい！
全く躊躇することなく言い切る姿が逆に素晴らしいと思います。
いつも坂さんはここで告知をするのが役割のようなんだけど、今日は大事なAXの告知をしないまま、メンバーに今年の抱負を尋ねていた。
坂さん…健康第一！炭水化物は少なめに！
シミさん…みんなといっぱい遊ぶぞー！
友康さんの言い方がめっちゃかわいかったので、ここだけ詳しくお送りします。
(千葉に続き2回目)
僕も健康第一で…坂さん見てても笑ってられないんで
あと今年はいっぱいアルバム作って…アルバムじゃなかった；
いっぱい曲作ってアルバム出したいです！
しゃべるとき、軽くテンパりながら話すのがかわいいなぁ。
続いて増子さん。
今年の目標は坂さんに告知を任せられるようになること
ほんとにね…。
あと、ギターを弾けるように、ね、なりたいな、と
実はPeeちゃんからギター借りてるんだよね
もちろんギターケースごと借りパクしますけど(笑)
だからもしどこかでオレがギター弾いてたら、それはPeeちゃんのギターです！
サイン書いとこうかな
あ、そのギター売って別のギターを2本買う！
素敵な抱負(笑)。
ライヴ後半は人生のハードルを下げに下げてもらったりして、踊るのみ！な曲ばかり。
なんでこんな日に限って私の腰は…汗かきの私がハンカチなしでも大丈夫だったくらい、踊れなかった。腕だけは動かしてたけど。
私の今年の目標は足腰を丈夫にする、だな。
『ドンマイ･ビート』のときに事件発生。
間奏に入って、軽く踊りながらシミさんに近づいていった増子さん、シミさんの横で激しく踊り始める！
なんていうんだろ、モンキーダンスみたいな腕の動きなんだけど、腰がめっちゃ動いてるの。
一瞬ぽかーんとしたフロアだけど、即大爆笑！
曲の途中なのにあんなに笑うなんてありえん！
続いて友康さんの横に行って同じく激しく踊る増子さん。
友康さん、何かから逃げているような顔でギターを弾いてる(笑)。
坂さんに向かってもやっていた。
もーう、笑いがとまらん！
なんなんだ、これは！
MC以外で笑い死にしそうになるライヴって、なかなかないよ？
でもこのダンスは相当腰にきたらしく
レゲエダンスにかなり腰をやられた…
年齢も性別も間違えた…
レ、レゲエダンスなんですか？
そして私は女だけど、一生このダンスすることないと思うんですが！
気になったんで、YouTubeで『レゲエダンス』で検索してみたけど…それらしいの見つからんかったよー。
しっかし、笑った。
早くも、今年一番の笑いの最有力候補だよ。
わけの分からん盛り上がりの中、『酒燃料爆進曲』！
押されなかったので、多少腰をかばいつつ軽く踊ることができた！
超楽しかった！
本日の坂さんの一言は「もう一杯！」でした。
普通…。
増子さん、正面からダイブ！
元気なときに一度受け止めてみたいんだけど、無謀かなー。
最後は「オレたち界隈だけしあわせになる！」と一本締め。
一本締めしたってことは、アンコールなしってことね…ってちょっとさみしくなったけど、そんな気持ちも吹き飛ばすくらい熱くてかっこ悪いんだけど素敵なライヴだったよ。
＜SETLIST＞
2. 北風に吠えろ！
3. 蒼き旅烏
4. ビール・オア・ダイ
5. 労働CALLING
6. 鉄砲玉ぶるーず
7. 傷跡のバラッド
8. 全人類肯定曲
9. 寄り道
10. ドンマイ・ビート
11. 酒燃料爆進曲
