隠れキリシダンの気持ち
今日、HMVでチケットを買ったときのこと。
カウンターでLコードを伝えると端末で検索しはじめたスタッフさん。
小声で「愛媛の氣志團です…」と伝える私の声にかぶせるかのように「氣志團ですね!」と声を張られまして。
「あ、はい…はい…」と、ちとあたふた。
なんだかんだでCDはネットで買うかライブ会場で買うかだし、知らない人の前で氣志團ファンであることを宣言するというか…そういうこと今までなかったなー。
と思ってて思い出した。
氣志團ファンであることを宣言しなければいけない場面に出くわしたわ、2年近く前に。
ブログに書いてなかったっけ?と調べてみたら、ブログ用の下書きメモ帳に書きっぱなしにしてた。
ってことで、今さらながらUP。
いざとなったら氣志團の名前を出すのがちょっと気恥ずかしかったというお話です。
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郡山で氣志團のライヴがありまして、日帰りできそうなので喜び勇んで赴き、きゃっきゃきゃっきゃ楽しんだあと。
郡山駅のトイレで汗だくのTシャツを着替えて急いで新幹線に乗り込み缶ビールぷしゅっとあけて一息ついたところで気づいた。
タ オ ル が な い。
氣志團ちゃんの タ オ ル が な い。
うわー、駅のトイレか待合室に忘れてきた!
新幹線はもう発車済み。
なんてこったい。
実はこの前日に千駄ヶ谷の駅のトイレにSCOOBIE DOの折りたたみ傘を忘れてたんですね。
だからこそ忘れ物には気をつけてたはずなのに。
2日連続でなにをやってるんだ、私は。
意気消沈して東京に戻ったもののあきらめきれず、翌日JRの忘れ物センターに電話してみました。
「昨日21:30ごろ、郡山駅に黒地にカラフルな星の柄のタオルを忘れてきたんですが」と。
「少々お待ちください」と係の方が検索かけてくれたところ
「それらしき忘れ物が届けられてますよ」と。
やったーーー!!!
しかしここからが問題だった。
受け取る方法はふたつ。
* 直接郡山駅まで取りにいく
* 最寄りのJR東日本の駅に行き、郡山駅と連絡を取ってもらい、着払いで郵送の手続きをしてもらう
すでに東京に戻っている身としては、郵送してもらうしか方法はないんだけど、「着払いで送ってもらえることもある」とか濁されてドッキドキ。
翌日、ダメもとで会社最寄り(と言っても徒歩30分)のJRの駅へ。
駅員さんのお部屋に行き(ホームのど真ん中にあった)事情を説明。
「忘れ物の特徴をできるだけ詳しくお願いします」と言われたので
「黒地のタオルで、カラフルな星の模様があって…あときしだんって書いてあります…」
「はい?」
「き、きしだんって書いてあります…」
自分でもびっくりするくらい声が小さくなったよ。
翔やんがよくライヴで言ってる「隠れキリシダン」っていうのがよく分かった。
私のことだ。
でも、それまで真面目な顔して応対してくれてた駅員さんもにっこりしてくれて、後ろに座ってた駅員さんも「それ確認できたらもう間違いないんじゃない?」とノリノリ。
郡山駅に電話してくださり
「黒地に星の模様のタオルで…そうですそうです。それ、氣志團って書いてあります?あ、ありますか。じゃあ間違いないですね!」
もうこちら顔真っ赤ですよ。
あってよかったけども。
それから用紙に記入して、免許証で本人確認して、手続き完了。
2日後には無事タオルが手元に戻ってきました。
あきらめなくてよかった。
ちょっと恥ずかしかったけどね。