氣志團 @NHKホール
2012/02/19(Sun) @NHKホール
A yankee in the N.H.K ~HERE'S THE SiX PiSTOLS~
OPEN / START : 17:15 / 18:00
ADV / DOOR : 12,700 / - (先輩席 *お土産付き/最前列~5列目)
ADV / DOOR : 6,340(ムサシマル) / 6,850 (後輩席)
LIVE:氣志團
SECRET GUEST:布袋寅泰
氣志團のGIGを初めて観たのが去年の8/19だったから、ちょうど半年。
初めてのワンマンに行ってきました!
しかもNHKホール!
入れることは入れるんだね!
年末にファンクラブにも入ったので、FC先行でチケットを取ってみた。
今回は最前から5列目までがお土産付きの先輩席でそれ以降が後輩席っていう設定だったんだけど、先輩席なんておそろしいので後輩席で。
でも届いたチケットはかなり先輩席に近い後輩席だった。ひょー。
ドキドキしながら席についてまわりを見渡すと、みなさんとても気合いの入った格好で。
「すごい!妖精がいっぱい!」と、ライヴともだち&氣志團ファンの先輩であるCさんとキャッキャしてた。
私も何か色のついたもの着てくればよかった。
もれなくカープユニになっちゃうけど。
赤組ってことになっちゃうけど。
『北風小僧の寒太郎』とか『南の島のハメハメハ大王』とか『コンピューターおばあちゃん』とか。
Cちゃん、お仕事思い出しテンション上がらず!?
10分押しで暗転してGIGスタート。
ステージに赤いライトで日の丸の形が照らされる中、君が代が流れる。
荘厳な雰囲気の中、続いたのはトランペットの音。
上手側のバルコニーで白い衣装を着たリーゼントの方が吹いててすごく上手かった。
夕焼けの誰もいない海を思い浮かべるような曲でした。
後で知ったんだけど、あれって光さんだったんだね。
トランペット吹けるなんてすごい。
しかもごまかしの利かないソロで。
みんながバルコニーに釘付けになっている間にみなさん立ち位置についてたみたいで、トランペットの音にギターやドラムの音が加わり一曲目スタート。
うっ、早速知らない…と思いつつも身体を揺らす。
今回衣装を新しく作られたみたい。
それぞれのメンバーのイメージカラーで身ごろごとに色が違って、でもシンメトリーってわけでもなく。
翔さんは燕尾服っぽいマントっぽい感じでかっこよかったです。
新しい衣装作ってきたぜ!
たださっきかっこつけてバンって飛んだとたん「ビリッ」って聞こえたけども
何が起こったのか知りたくない
オシャレするのも大変だぜ…
ランマさんは腰にオレンジとブラックのオーガンジーを何枚も重ねたようなやつをつけてて、それまたオシャレさんでかっこよかった。
『黒い太陽』、これはたしか半年前に初めて観たGIGでやってくれた曲。のはず。
もう一度聴けてうれしい。
振り付けさっぱり分からなかったけど自分なりに楽しんでみた。
そこからは私も知ってる曲ばかりだったので安心して観てられた。
知ってるっていっても踊りはワンテンポ遅れてたけど。
隣のCさんと左右対称に踊って、翔さんと光さんみたいになってるのが楽しくてしょうがなかった。
因縁の(!?)NHKホール公演だから、NHKに関する演出あるんだろうな、まさかの紅白歌合戦形式でやるのでは?と気が気じゃなかったんだけどそっち方面ではなかった。
おかあさんといっしょオマージュだった。
『ゴッド・スピード・ユー!』のイントロ部分では、ステージ左右のお立ち台に「じゃじゃまる」→「ぴっころ」→「ぽろり」→「らんま」が登場してギターをかき鳴らす。
ランマさん、名前だけみたらなじんでるなじんでる。
ちなみにオフィシャルな着ぐるみではなく、手作り感満載のお面&コスプレでした。
極東ロックンロールハイスクールでも似たような演出あったけど、これってギターもそれぞれがちゃんと弾いてるのかなぁ?
ランマさんのときだけ音がはっきりくっきりしてて明らかに違ったんよね。
『キラ キラ!』の「♪BAD DO-WAP BE-BOP DO-WAP」のときの独特な手の動かし方。
あれ、松さんめちゃくちゃ速いですね、ってことに気づきました。
隣のランマさんはちゃんと手の動きが分かるくらいのスピードなんだけど、松さん速すぎて見えない。
なんか、ワイ!ワイ!ワイ!の徳井さんのエロス学のコーナー思い出しました…。
『恋人』では女性ダンサーさんも出てきたり、大きな会場ならではな感じ。
これまた初めましてのとき以来の『スタンディング・ニッポン』と『愛してナイト!』を無事に乗り越え(『スタンディング・ニッポン』は振り付けバッチリだったけど、『愛してナイト!』はおぼろげなうえにめまぐるしすぎて無理だった)、『オールナイトロング』。
ランマさんの歌声は相変わらず優しい。
トミーさんのスライドギターも相変わらず素敵。
そこで暗転して、『おねえさんといっしょ』がスタート。
番組史上最も淫乱なさせこおねえさんと、体操のおにいさんと歌のおにいさん(お名前忘れちゃった…)三人が登場。
よいこのみなさーん!こんばんはー!こんばんはー
薄汚れた大人のみなさーん!こんばんはー!こんばんはー
同じくらいいるね!
おにいさんとおねえさんの会話(特にさせこおねえさんのお話)が卑猥な方向に進んでいき…
ピー音入る
↓
徐々にピー音ずれていき卑猥な言葉が丸聞こえ
↓
動きも卑猥
↓
最後はムチ振り下ろして女王様に
次に始まったのは『ぞうさんのあくび』。
これまた嫌な予感が…と思ってたら案の定、途中からお下劣コースまっしぐらだった。
♪手腰手腰手腰…手腰手腰手腰…てっていてきーにて・こ・し
この歌詞だけでどんな振り付けだったか想像つくでしょー。
もう、お下劣過ぎるけど、GIG終わってからもこの歌と踊りが頭から離れず。
記憶に残るってすごいよね。
記録よりも記憶とはよく言ったもんだと思う。
でもそろそろおいたがすぎますよー、と思ってたころに始まった軽快な音楽。
8時だよ!全員集合!的な衣装(イメージカラーのハッピにパッチ)着た翔やん以外のメンバーが出てきて踊りはじめたんだけど…
ランマさんだけなんか違う
明らかに隣の松さんの踊りを盗み見て踊ってる。
わたわたしてる。
超かわいい。
翔やんのTwitterによると、『5ひきのこぶたとチャールストン』っていう曲の替え歌で『5ひきのおバカとチャールストン』らしいです。
5人じゃなくて5匹ってとこが、もう。
後ろ向いておしり振るところがあったんだけど、トミーさんのハッピがめくれあがっていてパッチ丸見えでこれまたなんだかかわいかったです。
あと、松さんが「綾小路はいらない!」と毒を吐いてらっしゃいました。
しかしなぜ衣装がドリフ…。
それから赤い特攻服に着替えた翔やんがひとりで出てきておしゃべり。
4月に新しいアルバムを出す、と。
9月に千葉で氣志團万博をやる、と。
お客さんからはものすごい大歓声があがってた。
私はDVDでしか観たことがないのですごく楽しみ♪
相当楽しいんだろうなー。
こんなに集まってくれてありがとう
もう、みんなと魚民行って一緒に飲みたい
韓流の人たちみたいにひとりひとりに耳元でカタコトでささやきたい
(翔やんなりのKISSESへの感謝の言葉の意訳)
こちらこそ素敵なGIGをありがとう。
翔やんがアコギを手にしたので「弾き語り!?」と色めきたったんだけど、どうも様子がおかしい。
足元をキョロキョロ見回してる。
えっと…ピック落としちゃって…
右往左往。
かわいい。
スタッフさんがやって来て落ちてたピック拾って渡してあげてたよ。
それに対するリアクションも「あっ」って感じでほんとかわいい。
オラオラ系なオーラ全くなし。
歌ってくれたのは『愛 羅 武 勇』。
最初は翔やんの弾き語りで、途中からいつの間にか同じ特攻服に着替えて出てきてたメンバーの演奏も加わって、いつも以上に力強さを感じたな。
後半にも初めましての曲があったんだけど、歌詞で分かった、『BOYS BRAVO!』。
六本木バナナボーイズで「初台から代々木八幡までの道を何往復もしながら作った曲」って言ってらしたやつだ。
そういうふうに作ったことを思いながら聴くとまた感慨深いような…そんなことないか。
そういうXXにまつわる話とかXXを作るにいたったきっかけとかっていうのは私はすごく知りたい人なので、これからもアンテナ広げて受信できるようにしておこう。
ほぼ振り付けもバッチリになってきた『俺達には土曜日しかない』、増子さんが大好きなとこの振りは両サイドと対称になるようにしたらさらに楽しさが増した。
左隣のCちゃんが手ぇあげてるときは私は下げて、っと。
右隣の方もCちゃんと同じパターンだったのでなんだかいい感じだった。
これ、楽しいわー。
翔やんのエビ反りジャンプもバッチリ堪能。
去年の対バンGIGで取り入れたいくつものネタがちりばめられてるんよね。
私は去年後半の氣志團しか知らないけど、だからこそうれしい。
ちょっとだけ共有させてもらってる気がして。
裏を返すと知らないことがほとんどなので『鉄のハート』が始まったときの客席の狂喜乱舞っぷりに驚いた。
そうか、先輩KISSESさんたちが今まで共にしてきた歴史のなかで、この曲はとても大切な位置にあるんだろうな。
私もこれからそんな曲が増えていくといいなー。
そうこうするうちに最後の曲、『MY WAY』。
ラスト、翔やん高いところからジャンプするも着地に失敗しなかなか起き上がれず。
キメそうでキメきれないところが好きですよ。
(最大級の賛辞です)
起こしてあげるトミーさん、特攻服の上着をかけてあげる光さんの優しさにほんわかしました。
アンコールの拍手が少ないのはホールだからだねぇ。
Cさんと私は某バンドに鍛えられているのでパンパンパンパンやってました。
先輩席にユッキさん仕様の学ランを着た男性がいらっしゃったんだけど、その方がとても楽しそうにずっと拍手をされててこれまたほんわか。
後ろ姿がすーごいかわいかったんよー。
学ランの刺繍から推測するに北海道からいらしてたみたい。
先輩、おつかれさまです!
(もちろん話しかけてない)
しばらくして暗転して始まったのは『BE MY BABY』。
生演奏だー!
そして氣志團ちゃんの衣装は布袋さんのテレキャスターと同じ幾何学模様が施してある学ラン!
これはもしや?もしや?と思っていたら…奈落から布袋寅泰登場!!
ギャーーー!!!
布袋さんと分かった瞬間、なぜか隣のCちゃんと手を取り合い絶叫してたよ。
布袋さんを、布袋さんと認識できるくらい近くで見れるなんて、あ、あ、ありえん!!
布袋さん、グリーンがかったブルーグレーっぽいスーツをお召しになり、長い脚でステップ踏みながら華麗にギターを弾いてらっしゃいました。
申し訳ないけど、氣志團の記憶がここに関してはありません。
『BE MY BABY』終わっても大コーフンでざわつくフロアを見て、してやったりって感じの翔やん。
すごいだろ!
このどさくさにまぎれて…
15年に及んで勝手にロゴマークを使用して申し訳ありませんでした!
メンバー全員土下座している。
ほら、みんなも一緒に謝って!
先輩後輩総出で「申し訳ありませんでした」と頭を下げました。
もちろん私も。
そこまで言われちゃうとね!
と笑っている布袋さんは男前だー。
翔やん、ついでに今着てる学ランの柄のことも謝っていた。
そうそう、なんでも今のうちにね。
そんな布袋さんは先日50歳のお誕生日を迎えられたとのことで、ケーキが出てきてみんなでHAPPY BIRTHDAY歌ってお祝い。
会場の都合上ろうそくが使えなかったらしく、LED電球みたいなのがまわりにぐるっとついていた。
布袋さんが吹いてくださると
(布袋さん、フーってやってくださる)
消え……ない
(翔やんと光さんで電球ぐるぐる回して取り外す)
消えました!
わー、おめでとうございまーす!
続いてやってくれたのは、去年布袋さんのトリビュートアルバムで氣志團がカバーしたという『DIVING WITH MY CAR』。
間奏で布袋さんとトミーさんが向かいあわせでギター弾いてたのはこの曲だったかな?
トミーさんがすごく笑顔で近づいていっててうれしそうに楽しそうにギター弾いてたのがとてもかわいらしくて、こっちまで笑顔になってしまった。
この二人のツインギターは迫力あるわー。
でもって布袋さんのがトミーさんよりでかい!
ここでふと思ったんだけど。
KISSESのみなさんってあんまりあおったりしないんだね。
たとえばトミーさんや松さんがバーっと前に出てきてあおっててもあおりかえしたりがない。
それがちょっと不思議でした。
私なんか目の前であんなかっこいいギターやベース聴かせてくれたら「ギャー!!!!!!」って拳あげちゃうけどね。
そういうのは良く思われてないのかなー。
と、前に出てきた布袋さんに向かって拳振り上げてるのが自分しかいないことに気づいたときに、ちょっぴり驚いたのでした。
チーム☆ショーネンにはありえない事態です。
すごいだろ?
今日来てよかっただろ?
はい、もう、ほんとに。
こんな共演二度と見られないよ!
氣志團のこういうときの「あのー、もう一つお願いが…」は相当だぜ?
ってことはもしかして…『One Night Carnival』!!!
さらにギャーーー!!!
イントロのギターのメインなとこを布袋さんが弾いてらしたんだけど、意外に全くとげとげしていない音で、それでも一音一音がはっきりくっきりしてて、すごくかっこよかった。
なんなの、あれ。
途中のブレイクのところで翔やんに
布袋さん!
これがオレたちの仲間です!
って紹介してもらえてうれしかったな。
布袋さんも最後に振られて
氣志團サイコー!!
なんて言ってくれちゃったし、ほんとに最高なGIGでした。
終わって布袋さんと握手&ハグをする氣志團のみなさん。
完璧キッズになってらした。
トミーさんとはハイタッチもしてたよー。デカイよー。相当な高さだよー。
ここでもまた、ひょこひょこっと布袋さんに近づいてって抱きついたランマさんの動きに癒されるのでした。
なにあの人、人間の形したマイナスイオン発生器なんじゃないの?
最後、布袋さんセンターで両手あげてご挨拶、だったんだけど、光さんはもちろん翔やんとつないだ側の腕も全く伸びきってなかった布袋さん。
どんだけ大きいんですか!
もうこれでおしまいかなぁと思いながら手を叩いて待っていると、軽快な音楽にのってまた皆さん出てきてくれた。
トミーさんは歌のおにいさんだ!
他のメンバーはイメージカラーのTシャツに半ズボン、白いソックスでお子様コスプレ。
青緑橙…あれー、ユッキさんがいない!とCさんに聞いてみると「ほら!」って指さされ…え、あの歌のおねえさんコスプレしてるのユッキさんなの?
分かんなかったー!
始まったのは『さよならマーチ』。
これまた懐かしい。
「♪そろそろ門が閉まっちゃう ほーらつかまえた」でランマさんが捕獲されていた。
オレンジ色のTシャツに黒っぽい半ズボンだから色合い的にはジャイアンなんだけど、全くジャイアンっぽくない。
氣志團ファミリーコンサート
これにておしまい
だったっけな?でライヴ終了。
あー、楽しかった。
こんな楽しいこと、世の中にはあるんだねぇ。
「楽しかったけど…思い出すのは布袋さんとコレ(徹底的に手腰の踊り)ばっかりだね」なんておしゃべりしながら帰ったのでした。
Cちゃんがお仕事のときにうっかりこのダンスしてしまいませんように。
<SETLIST>
日本人
黒い太陽
ゴッド・スピード・ユー!
キラ キラ!
スタンディング・ニッポン
恋人
オールナイトロング
【おねえさんといっしょ】
【ぞうさんのあくび】
【五匹のおバカとチャールストン】
愛 羅 武 勇
Baby Baby Baby
BOYS BRAVO!
俺達には土曜日しかない
鉄のハート
MY WAY
BE MY BABY
DIVING WITH MY CAR
さよならマーチ