氣志團 vs. THE MODS ～10 PUNKS～ @SHIBUYA-AX
2011/11/21(Mon) @SHIBUYA-AX
極東ロックンロール・ハイスクール ～10 PUNKS～
OPEN / START : 18:00 / 19:00
ADV / DOOR : 5,500 / 5,500
行くつもりはなくてライヴに行くような格好ではないスタイルで会社に行ったんだけど、ツイッターチェックしてるうちになんか行きたくなってきて、行ってしまった。
ウールで真っ黒な長袖ロングワンピだったけど。
ピンときたらドンといけ。
当日券出るっていう情報だったので安心して向かったんだけど、当日券売り場で「100枚」と書いてあるチケットの束を見て逆に不安になるのだった…。
中に入ると後ろの数段高くなってるエリアは閉鎖されてた。
おうおう、一昨日リキッドルームでも見た光景や。
まわりはイカツイお兄さんたちがいっぱい。
しかも開演10分くらい前から「モッズ！モッズ！」みたいな掛け声が始まり(しかも声量増すばかり)、この後諸注意アナウンスや寸劇あること知ってる私は気が気じゃなかったよ。
コワカッタヨー。
案の定
アナウンスに失笑→アナウンス終わって再び盛り上がるお兄さま方→寸劇始まる→「おら、帰れー」
しーちゃん、ちょっと台詞飛んでたもん。
が、がんばって！
映像で観たことはあっても生で観るのは初めての、THE MODS。
いつか観たいと思ってたけどワンマンだとびびってしまって行けないから、こんな機会を与えてくれた氣志團に感謝。
もうねぇ、めちゃめちゃかっこよかった。
すごかった。
森山さんのオーラハンパない。
森山さんが曲によってはギターレスでマイクスタンド振り回して歌ってるんだけど、演奏三人でも音はごついまんまで。
なんなんだろう、この人たち。
氣志團はイベントで何回か一緒になってるんだけど
いつも袖で踊ってくれてます
仲良い？
…まあまあです
今日、さらに仲良くなるんですよね！
フロアはお兄さんたちの拳の嵐だった。
私は後ろのほうにいたんだけど、そこはそこで激しくて…お酒かけられちった。
ま、多少は覚悟の上で来てますよ。
そういうフロアを見てか
ケガとか喧嘩とかは絶対やめろよ
そんなMC初めて聞いたよー。
コワイヨー。
これこそTHE MODSって感じなのかな。
氣志團のファンの方
MODSのファンは見た目はいかついけど優しい奴らなんで
仲良くしてやってね
と双方に気遣ってもいらっしゃった。
森山さんだけでなく、ギターの苣木さんやベースの北里さんも歌うんだね。
氣志團には悪いけど前座はものすごく気が楽です
って言ってニヤって笑って歌い始めるとか、反則だー。
かっけー。
ベースの北里さんが歌ったのは『BLITZ KRIEG BOP』!!!
ギャー!!!
モッズのファンの方に囲まれおとなしく観てたけど、このときばかりは私も大暴れ。
なんでかって…ブログのタイトル見てね。
HHL'sG!!
あー、かっこよかったなー、THE MODS。
今日来てよかった。
ほんとよかった。
＜SETLIST＞
GANG ROCKER
激しい雨が
壊れたエンジン
のら猫ROCK
WORK HARD & LITTLE PAY
SHE'S THE C
WHAT A WONDERFUL WORLD
GO-STOP BOOGIE
ロメオ&ジュリエット
BLITZ KRIEG BOP
TWO PUNKS
他に何が
NAPALM ROCK
THE MODS終わって前に行こうか悩んだんだけど、格好が格好なので断念して、真ん中の柵のとこへ。
それでもなお両隣はモッズのファンの方っぽい。
超初心者KISSESだけどがんばるどー。
二回目の寸劇は前の方のキッシーズさんが頑張ってらした。
過剰に「かわいー！」とか。
そうそう、支えないとね。
でもダンくん？の森山さんコスはあんまり似てなかった…。
やっぱりさわおさんの出来がよすぎたんだわ。
しーちゃんとダンくんは37歳、っと…。
いつものように『BE MY BABY』をSEに出てきたんだけど、服が！
学ランじゃない！
黒系のシャツに細身のパンツ。
シャツには日の丸とか「惡」とかがあしらってある。
MODSリスペクトってことなんかな。
そして即『ゴッド・スピード・ユー!』へ。
もーのすごいうろ覚えだけど踊りましたよ。
まわり棒立ちだったけど。
斜め前に立ってる女の子もプレッシャーの中小さく踊ってたので勝手に仲間意識。
最初のオーライなMCもなんだか淡々と進んでゆく。
えーと、やっぱりこれって、どアウェイ？
今まで3回見てきたのは、対バン相手のファンの数が多くてもそれでも氣志團のホームな雰囲気だった。
それは対バン相手のファンでも一緒にライヴを盛り上げよう、素敵なイベントやってくれて氣志團ありがとうな気持ちを持ってる人が多くて、だったんだなぁとしみじみ思った。
もう今日はおかんの気持ちで見守ろう。
超にわかキッシーズだけど頑張ろう。
翔やんもTHE MODSはもちろん、ファンの方たちにもかなり気をつかってる感じでした。
今回初めてMCで心が折れそうです
なんかさっきピキピキ心にひびが入る音が聞こえた気がするよ。
でもでも。
両手を上にあげろー！
KISSESはもちろん、お兄さま方も上げてくれてる。
まさか、あれをやるんじゃあ…。
そのまま横におろして隣のやつと肩を組め！
…ほら、キッシーズのみんな！
積極的にモッズファンのみなさんに抱きつくんだ！
すごいね、翔やん、めげないね。
よし、私も頑張ろうと、隣のどっからどう見てもMODSファンのお兄さまの肩に手を回す。
お兄さま「氣志團のファン？」と。
私の格好が格好なだけに氣志團ファンとは思ってなかったみたい。
でも肩組んでくれた♪
もうかたっぽの腕は斜め前の頑張ってる女の子の肩にまわし、その子にも強要。
気づいたら腕に重さを感じてて…お兄さまの向こう隣の方(どっからどう見てもMODSファン)も肩組んでくれてた。
やったー。
翔やん、ほめてー！
前に立ってるMODSファンの人たちはそんなことする奴いるのかよ的な感じで振り向いてて、そしたら私たちがそんなことになってるので驚いていた。
踊らされてるほうが楽しいこともあるんですよ！
それでもやっぱり翔やん緊張してるのか、いつも言っている台詞を言ってなかった。
ビッグになって帰ってくるぜ！
ってやつ。
あれ、あの曲やらないのかなぁ…。
『愛 羅 武 勇』で一列に並んで演奏する姿に、戦いを挑んでる男たちの気持ちを感じました。
個人的理由でトミーさん(私は心の中でUさんと呼んでいる)を見るとちょっとドギマギしてたんだけど、今日ドギマギの対象が松さんに移ったことを報告しておきます。
『房総与太郎組曲 ～Quarrel Bomber～』の前のベースソロ、やっぱりかっこいい！
あ、やっぱりこの曲やるんだと思ってたら、でっかくなった翔やんと光ちゃん登場。
さっそくだけどビッグになって恩返しに来たぜ！
きゃー、翔やん、それさっき言うの忘れてるよ!!
そんな姿にもMODSファンの皆さんは動じず。っていうか響かず。
最後暗転したとこで響く翔やんのつぶやき。
オレたちやることなすこと全部裏目に出てない？
頑張れ、氣志團ちゃん!!
ランマさんボーカルの『オールナイトロング』、ほんとに素敵な曲。
今日はノースリーブな衣装で身体の線が丸分かりだから、あまりの細さにびっくりよ。
シンイチロウ先輩イチオシのランマさんの声と、さわおさんイチオシのランマさんの曲を堪能。
『俺達には土曜日しかない』は全員黒の特攻服？ニッカボッカ？だった。
これもMODS仕様なんだな。
途中Xジャンプになったり武藤になったりチェンジがめまぐるしすぎてついていくの大変です。
ちなみに今日は光ちゃん側だったので光ちゃんのダンスをお手本に踊りました。
光ちゃんが腕あげたら私もあげる、と。
翔やんのえびぞりジャンプも正面から見れたー。
でも高さがー。
『One Night Carnival』の鳩の餌食は北里さん。
でもまったく動じないMODSファンのみなさん。
うわー、これだからMODSのファンはこえーんだよ
なんとかあの手この手で歌わせようとする翔やん。
あ、歌詞を知らないだけですよね???
シンナー吸いながら中卒が書いた歌詞なんですーぐ覚えられます
と歌詞指導し、最後には
あれだったらXXXXX(聞き取れなかったけどたぶんMODSの曲)でも口ずさんでいてもらえれば
先輩方、どうかよろしくお願いします！
とかなりへりくだってらした。
今まで見た3本のライヴではこんな右往左往する翔やん見たことなかったから、楽しんでしまった。
みんなで歌いたい！
と始まったのは『COME ON DOWN』。
お、MODSの曲？
近くのMODSファンのみなさん、ざわざわ。
ここはMODSファンの心をつかむチャンスなのに、なのに。
翔やん歌詞が飛んでしまったようで。
いったん演奏をストップさせ、座り込む。
ごめんなさい
頭、真っ白になった…
でもちゃんと歌いたい！
頑張れ、翔やん！
ステージ上手に投げ込まれたペットボトルには気づいてませんように。
気を取り直してもう一度スタート。
そしたら2番始まるところで…森山さん出てきた！
赤いシャツに革ジャンにジーンズ。
かっこえーーー!!!
でもこれ、予定してたことじゃなかったらしく、スタッフさんから渡されたマイクの音が出なくてあせった翔やん、あわてて光ちゃんのマイクをもぎ取り森山さんへ。
うわー、二人が並んで歌ってる！
すごい恐縮してるけど、すごいうれしそうだ！
よかったねぇ。
2コーラス目が終わって帰ろうとした森山さん、振り向いて翔やんと握手。
翔やん、手を服で拭いてから握手してもらって、そのままはけていく森山さんに向かってひざまずき土下座していた。
よかった。ほんとよかった。
気づいたら周辺のMODSファンのみなさんいなくなってた。
前に突撃されたらしい。
ダメだ…
びっくりしたー
とうれしい通り越し惚けモードの翔やん。
そりゃそうなるよねぇ。
みんなしてステージ袖に向かっておじぎしていた。
このときのエピソードは翔やんのブログに載ってます。
森山さん、かっこよすぎるでしょ!!
最後は『MY WAY』。
ど真ん中で、翔やんとランマさんが向かい合ってお互いを見つめあったまま、ランマさんはギターをかき鳴らし翔やんは歌を歌う。
その姿見て、胸の奥がかぁっと熱くなった。
魂のぶつかり合いだと思った。
すーごいかっこよかった。
さっきのことがあったから今日はアンコールセッションはないんだろうなと思ってたけど、アンコール自体もなかった。
ライヴ終わって時計見たら21:40。
は、はやっ！
22:00まわるのはデフォルトだと思ってたのに、このイベント。
ユニコーンのときの22:35が異常だったんかなー。
しかし、今日お昼にピンときたのを即行動に移してよかった。
来てよかったー！
＜SETLIST＞
ゴッド・スピード・ユー!
キラ キラ!
Rock'n'Roll Graffiti
Baby Baby Baby
愛 羅 武 勇
オールナイトロング
俺達には土曜日しかない
COME ON DOWN
MY WAY
