BLITZ KRIEG BOP

電撃バップ!な日々をおくりたいのです

BAWDIES / PRIVATES @新宿紅布

表向きはTHE BAWDIESとTHE PRIVATESのツーマンだけど

プライベーツファンはその前に出てくるあるバンドも大いに楽しみにして集まっていたはず、

なレッドクロスの夜。

私も早めに会場へ。

結構早めに入ったのに、カウンターではすでにハッチがビールを飲んでいた。

いつからいるんですか!(笑)

八谷和彦さんを「はっちー」って言うのに抵抗があるのは、

私の中で「ハッチ」「ハッチー」っていうのはハッチだからなんだよね。

階段に並んでた列はなんだかんだで開演予定時間を過ぎても途切れることなく続いていたみたい。

フロアには高校生と保護者もちらほら。

Okamoto's

もしや、BAWDIES目当てで来た人は、彼らが出てくるの知らんかったんだろうか?

そういや前は女の子でいっぱいだったもんね。

で、名前はしょっちゅう耳にしたり目にしたりしてましたが、初めましてのOkamoto's。

16歳だし、学園祭でやってる感じのバンドだろうなぁと思ってたんだけど…ごめんなさい!

すごくしっかりしてた。つうか、かっこよかった。

ヴォーカルさんが動きは延ちゃんなんだけど、歌い方とかかもし出す雰囲気がなんか私には柴山さんに見えて仕方がなかったんだよね。

なんかの雑誌で20歳のころの柴山さんの写真見たことあるけど、ほんとそんな感じで。

末恐ろしい…。

ジャケットのボタン掛け違えてたとこはかわいかったよ(笑)。

零治くんのドラムもよかったね。

そりゃ、ハラさんも親バカモード全開になるよ。

ギターさんもベースさんも緊張してるふうでもなく淡々と弾いてたなー。

どうやら一度も見ないうちにメンバーが減ってしまったらしいけど、このまとまり具合はなんだろう。

若い子がやってるバンド特有の、見ているほうの気恥ずかしさがなかった。

いいことなのか悪いことなのか分からないけど。

「俺たちがOkamoto'sだ!覚えて帰れ!」

はい、たしかに!

(Okamoto'sは、プライベーツの延原さんの息子さんがドラムを叩いてるバンドです)

セットチェンジ中、後ろの方でパシャパシャ写真を撮ってて、すごいフラッシュがまぶしくて誰だよ!

と思って振り返ったら、乙ちゃんがとてもうれしそうにOkamoto'sたちの写真を撮っていた(笑)。

ものすごい笑顔だった。ここにも親バカがひとり…。

THE BAWDIES

4月の終わりの広島ライヴ以来のBAWDIES

CD買わなきゃ買わなきゃと思いつつまだ買ってません。すいません。

でも、ライヴは3回目だから、だいぶ曲も分かってきたよー。

今日はフロアがおとなしかったのかな。

まだ、広島の方が熱かった気がする…あ、前方を占める男子の割合が低いんだ。

あまりのモッシュ地獄は苦手だけど、適度に暴れる男子は必要よね、ロックンロールには。

ってことで、前方男子の割合を高くするべく、ROYさんが途中でマイクスタンドを持ってフロアへ。

うはー、すぐそこで歌ってるわ。後姿だけど。

どこだっけ、海外をツアーしてきたんだよね?

イギリスのどっかのパブでライヴしている姿も見てみたいな。

THE PRIVATES

延ちゃんは紅いシャツに黒いベストで登場♪

あ、お化粧してるー♪♪

ショーネンは黒のLOVE SPECIAL DELIVERYジャケット。

SPECIAL DELIVERYって『速達』って意味なんだね、今調べて知ったよ。愛の速達便ジャケット♪

乙ちゃんはいつもの感じの黒ベースのシャツで、ハラさんはベージュ系のシャツだったっけ。

久々にFREAK BEATでスタート!

今日はなんだかんだで4列目くらいになっちゃったんだけど

これくらいの位置が私にはあってる気がするよ。

・「誰かオレに水くれない?」(最前男子が自分の水を差し出す)「えー、オマエの水飲むのー?」

 そりゃ、かわいい女の子からもらったほうがいいだろう…。

 と言いつつも、「分かってるよ。オマエが支えてるんだよな?」とフォローしてた。優しい。

・「覚えといてよ、男って結構ロマンチストなんだぜ」

 「ジーンズのポケットにタゴールの詩集なんかいれちゃってさ」

 タ、タゴールですか!私はキーツとかワーズワースとかの英詩が好みです。

 それでも理解するのが大変なのに、タゴール…延ちゃんの頭の中をちょっと垣間見た気がする。

 「人は道があっても迷う」みたいなことも言ってたし、なんだか哲学的な一面だ。

・「Okamoto'sふたり足してもまだオレたちのほうが年上なんだぜ?」

 「でも、ロックンロールの前では誰もが17歳だ!」

タイトルが分からなかったカバー、ほんとにショーネンがすごかった。

どうしようかと思い、とりあえず目をつぶって(いかんやん)耳を澄ませて踊った。

音だけでもかっこいいってなんなんだろね。

PRIVATESのライヴ前はいつもドキドキするんだけど

始まってしまえば「わー、楽しい!」って感じになるのに

このときはびっくりするくらい胸がドキドキした。

思いきって目を開けた間奏のとこで、撃沈。

かっこいい!

私をどこに連れていく気だ、この人は。

もし、ここ読んでる人でPRIVATES見たことない人に

私のこんな文章じゃ伝わらないだろうということがもどかしい。

ほんとにすごかったんよ。

ブギー前にすっかり廃人となってしまった感があったけど

やっぱり暗闇でブギー聴いたら燃えるね。

踊った踊った。

先週のこの時間はニートさんたちがわざと明るくさせて

歌ってる人歌ってない人のチェックをしていたというのに。

なに、この差は。

先週電気代使った分、今週節約できてよかったね、紅布(笑)。

アンコールで「SHO、来いよ!」とOkamoto'sのヴォーカルを呼ぶハラさん。

急に呼ばれてRoute66やSatisfactionが歌える高校生ってのもどうよ!?

普段友達と音楽の話合わないだろうなぁ…。

ここでもショーネンのかっこよさにクラクラした。

なかなか歌いださないSHOくんを片手でポンと押したりさ。

テキーラ、ROUTE66、I NEED YOUR LOVEでアンコールも終わったんだけど、その時点で22:30。

レッドクロスでプライベーツなんだから、まだまだ出来るじゃん!としつこく手を叩き続けちゃった。

客電ついても、BGM流れても叩き続けてると、メンバー再登場♪

今度はBAWDIESのTAXMANさんも加わり、Satisfaction!

なんか所在なさげにギターを弾く23歳と、生き生き暴れまくる16歳と43歳。

ロックンロールの前では誰もが17歳なんだよ!頑張れBAWDIES

お友達との帰り道、いつもはそんなミーハー話はしないんだけど、

出てくる言葉は「かっこいい」オンリーでありました。

<SET LIST>オフィシャルより

1.FREAK BEAT

2.OH! STUPID

3.STRAY CAT WALK

4.ホラ吹き野郎

5.GORGEOUS GIRL

6.I'M A HOG FOR YOU BABY

7.WASTIN' TIME

8.PUMP IT UP

9.BOOGIE GO GO

10.DRIVE ALLNIGHT

11.SPIKE DRIVER BLUES

EN1-1.TEQUILA

EN1-2.ROUTE66

EN1-3.I NEED YOUR LOVE

EN2-1.(I can't get no) SATISFACTION

聞き取れなかったカバー曲のタイトルは『I'M A HOG FOR YOU BABY』って言うんだね。

めちゃくちゃかっこいいから早く音源で聴きたいよう。

今でも耳に目に残ってる、あの間奏のフレーズが。ギターを弾く姿が。