てぶくろを買いに
今日は母親の誕生日。
「プレゼント、何が欲しい?」と訊くと
「無理せんでもええけど…手袋かね」というメールが届いたので
先週会社帰りにてぶくろを買いに新宿まで行ってきた。
偵察日と購入日あわせて2回も。
どうせなら革のやつをあげたかったんだけど、おかあさんの好きそうなやつはサイズ切れ&
店頭にあるやつはかなり傷んでたので、シンプルなニットの手袋を買いました。
まぁ、また来年、好きそうなやつがあったら買ってあげよう。
「てぶくろを買いに」
昔読んだ絵本のタイトルです。
子供のきつねがてぶくろを買いに行くおはなし。
おかあさんがかたっぽの手を人間の手に化かせてくれて、
「人間は怖いから、きつねだとばれないように、
お店のドアからこっちの手だけ見せててぶくろをくださいって言うのよ」
って言われてお店に買いにいくんだけど、間違ってきつねのままの手をドアから見せちゃうのね。
子ぎつねは「間違えた!」って思うんだけどもうひっこめることも出来なくて。
でもお店のおじいさんは差し出された子ぎつねの手にちょうど合うサイズのてぶくろを
何も言わず売ってくれるっていうおはなしで、当時大感動した記憶が。
今、こうして思い出しているだけで涙ぐむ私は、きっと年なんだろう…。
なんてったって売り場でこの話を思い出して泣きそうになってたくらいだから。
なにが言いたいかっていうと、
おかあさん誕生日おめでとう!
と、まぁつまりそういうことです。
…絵本探しにいこ(笑)。