BLITZ KRIEG BOP

電撃バップ!な日々をおくりたいのです

怒髪天■オトナだョ! 全員集合 "一富士 二鷹 サントリー" @渋谷C.C.Lemonホール

2010/1/16(Sat) @渋谷C.C.Lemonホール

オトナだョ! 全員集合 "一富士 二鷹 サントリー"

OPEN / START : 17:00 / 17:30

ADV / DOOR : 4,200 / -

LIVE:怒髪天

2010年初ライヴ♪

去年と同じ怒髪天だけど、ハコは千葉LOOKから渋公へ!

グッズの先行販売があるのかないのか分からないまま、16:15くらいに渋公到着。

そしたらまんまと先行やってたので並んでみたんだけど

16:45の先行販売終了時までに全くたどり着けず。

その列はそのまま入場待機列になったので並んでいたら早めに開場されてラッキー。

そして私よりもかなり前にいたおともだちが気をつかって

私のグッズも一緒に買ってくれたの。

ありがとう!

手に入れたのは増子さんのうちわと豆絞り。

うちわ、買うつもりなかったんだけどねー。

今度からつらいことかなしいことあったらこれ見て元気もらうんだ。

いろんなともだちとおちあったり場内探索したりしてると

「坂さんのうちわ売り切れた」って声が物販から聞こえてきた。

坂さんからかいっ!

開演前に売り切れるって、すごいね。

今日の席は27列目。後ろから3列目!

最初の先行で買ってこれだもん、ほぼ先行で売り切れちゃったんだろうなぁ。

すごいなぁ。

客席見渡すとグッズの法被着てる人も多く、みんな気合い入ってる感じ。

「『全員集合』だし、メンバーそこの通路から出るんじゃない?」

とかってともだちと話してたんだけど、まさかねー、なんて。

そしたらそのまさかが現実に。

17:30過ぎに暗転し、『オトナノススメ』のイントロがかかると

すぐ近くの扉から水色のFBHLシャツに

グレーの法被(グッズのやつね)羽織って頭に豆絞り巻いた増子さんが

「わーーー」言いながら登場し、通路を疾走。

ちょっと!

言ってくれてたら真横見て待ってたのに!

場内大騒ぎの中、坂さんが一番にステージにたどり着きドラム叩き始め

増子さんもステージへ。

シミさんと友康さんはどうしたんだろと思ってたら

「おーーー」って叫びながら今度は友康さんが走ってった。

だから、言ってよー。

またここから来るなんて思ってもなかったよ。

いやー、オープニングからあがるあがる。

どうやらシミさんと友康さんは2F席を駆け回ってから1F席に登場したらしい。

ここでやるのに後ろから出てこない理由はない!

なんだったらステージの横のとこ、ふさいどいたっていい

もうもうもうもう!

怒髪天はどこでやろうとやっぱり怒髪天だ。

大好き!

ここまでずっと『オトナノススメ』のイントロで。

これでやってくれなかったら泣いちゃうよー。

で、1曲目は『オトナノススメ』

去年の秋からライヴで聴きたくて踊りたくてしかたなかった曲。

全力で「バンババン」手を振ったよー。

これはこのあとどの曲の時にも思ったことなんだけどね。

今回かなり後ろから見てたから客席もよく見えたんだけど

ホールライヴとは思えないくらいみんな手をあげたり踊ったりしてるの。

ここぞというときのいつもの振りとかみんなバッチリ揃ってて。

これは、怒髪天がライブハウスで作り上げてきたものだよなぁと思って。

お客さんを作るって言ったら語弊があるか。

なんて言えばいいんだろ…伝われ~。

とにかく!

ホールではありえないようなノリだったんよ、全員が。

怒髪天はライヴバンドだし、お客さんもライヴオーディエンス。

素晴らしかった。

シミさんや友康さんはステージにあがると法被脱いでたんだけど

増子さんは『オトナノススメ』のあいだ中着てたよね、たしか。

法被着てはちまき巻いてね

どっからどう見ても電器屋にしかなってないですけどね

「現金還元セール!」

笑ったらさらに「安さ爆発!」みたいな

法被、グレーだからそこまで電器屋っぽくはなかったけどなぁ。

赤かったら一発だけど。

法被、前身ごろの衿のところに『侍青會』って書いてあって

なんだろうと思ってよくよく考えたら『サムライブルー』だ!

前半、『GREAT NUMBER』『蒼き旅烏』『トーキョー・ロンリー・サムライマン』っていう

男、いや漢な流れにしびれました。

「オレたちの旅はまだ終わらねぇ!」

今日は増子さんいわく、最初で最後のホールライヴだと。

渋公の椅子もきれいになりましたからね

終わったらひとり1個ずつ持って帰っていいですから

次から渋公はスタンディングになります

ここから見える景色もいつもと違ってね

いつもみんなこんなんなってぐっちゃぐちゃになってますけど

そういう人たちなのかと思ってたら、違うんだね

たしかにSOLD OUTのライブハウスじゃもみくちゃだもんね。

わたしたちも普通の人間なんですよー。

あと、某お笑い芸人さんの「400人斬り」っていう話題になり

400人って…なぁ?(と、シミさんに同意を求める)

オレ、計算してみたんだけど

…大事なライヴの前になにやってんだかって話ですけどね

1週間にひとりとしてxx年?

2週間にひとりとしてzz年?

とてつもないですよ

オレたちなんて40超えてますけど全員チェリーボーイですから

チュウする夢ばっかり見てますから

爆笑。

増子さんが言ったら下ネタっぽくならない気がする。

おんなじことPANさんが言ったらめちゃめちゃやらしくなるけど。

「ラヴい」『武蔵野流星号の後は、『愛の嵐』だった!

しかも昔のバージョン!

後ろの席だったけどメンバー全員よく見えてたし

ゴキゲンでライヴ楽しんでました。

そして今日は避けて通れないグッズの話。

うちわ、坂さんのだけ倍作ってくれってお願いしたんだけどね

さっき売り切れてたもん、ほんとに倍作ったほうがよかったんじゃないかと思う。

友康のこれはどーしたの?(友康さん、指2本を顔の横で「よっ!」て感じにしてる)

友:撮影してるときはまさかうちわになるなんて思ってもみなかったんですけど

友:ノリが「友康さん、これ」ってそのポーズしてたからやっただけで…

わたしたちもまさか怒髪天のグッズにうちわがラインナップされる日がくるなんて

思ってもみなかったです。

オレもこんなアップにしなくても…毛穴まで見えてますから

それよりなによりシミですよ

鼻毛が出てるっていうね!

マジで?

斜め前の人がシミさんのうちわ持ってたからじーっと見てみたけど

暗くてよう分からんかった。

スタッフ大笑いしてたもんなぁ

CG処理とかありませんから

事務所、売る気ないんじゃないの?

清:後で描かれるよりはイイ

えー!?

後から描かれないために最初から出しておく作戦?

なにそれ!

あと、ペンライトはポキッて折って使うやつじゃなくて何回も使えるやつだそうです。

「エコ」「エコ」言ってた。

でも「エコ棺桶」は嫌らしい。

みんな法被着てうちわ持ってペンライト振って…どうかしてますよ

倒れないでくださいね

救急隊員ビックリしますから

法被着てうちわ持ってるやつなんか救急車に乗せてもらえないよ

あぁ、パンツがぼろいときと同じくらい、事故にあっちゃいけない日だね今日は。

今日はねいつもと違って椅子があるから

動いちゃいけないならばこちらからそちらに行きましょう

と始まったのは『望郷ドラ息子』

増子さん、演歌歌手のリサイタルよろしく、客席を練り歩いてる。

お客さんと握手したりしながら。

お客さん、レイとかお菓子がつながったようなやつとかを増子さんの首にかけてて

「すごい用意いいなぁ」と思ってたんだけど、ともだち情報によると

『しかるべきところでお使いください』って書いてある封筒に入れられ

客席のところどころに置いてあったらしい。

スタッフさんもバカだわ~。

「おっかさーん」て叫ぶ増子さんの後ろ姿を

アップから急にひいていくような映像処理を脳内でしてしまい

うっかり涙ぐむ。

よかった。ほんとによかった。

次の『宿六小唄』で増子さん、首にかけられたものをガンガン投げてたんだけど

お客さんがくれたもの投げたんじゃなくてほんとによかった。

てか、『宿六小唄』、私はウエノさんが出てくるんじゃないかと期待してたんだけど

出てこんかったね。

チクショーリベンジ、どっかで出来るといいね。

(と、このときは思ってた)

『ドンマイ・ビート』は一糸乱れぬ客席の腕の動きに

感動して笑い泣きした。

もう、揃いすぎ!

そして間奏でペンライト両手に腕を振る増子さん。

ビジュアル系のライヴで見れそうな、腕を前後に振るやつ。

ピカピカ光ってるから、信号を送る宇宙人みたいで爆笑してしまった。

本編つうか第一部最後は『セバ・ナ・セバーナ』

大好き!

ヒゲとオジン以来かな、ライヴで聴くの。うれしい。

やっぱり、あの、「うーーーーー」ってとこでしゃがんでジャンプするのが楽しくて仕方ない。

楽しいサンバのリズムなくせにあの歌詞は反則よねぇ。

泣いたり笑ったり忙しい。

最後は

宿題やったかー?

歯磨けよー!

ってドリフなセリフをちょこちょこはさんでた。

さすが増子さん。

ここでいったん終了。

でも増子さん「すぐまた出てくるから」なんて言っちゃったもんだから

客席は

「これはアンコール待ちととらえて拍手するべきか?」

「それとも第一部終了したととらえて休憩するべきか?」

な微妙な空気のもと、うすーく拍手が続いていた。

もちろん私も拍手してたよ。

しばらくして場内に流れる『威風堂々』。

卒業式?

そして黒タキシードであらわれる怒髪天のみなさん。

なんかその姿、3ヶ月くらい前に見た気がするんですけど。

セッティングがアコースティックっぽかったので

もしやザ☆ぽてとサーカスかなぁと思ってたんだけど

呼ばれたのは奥野さん!

奥野さんもタキシード着て、リーゼントにしてるー。

(本人リクエストらしい)

今日は普通の鍵盤でなくてアコーディオン

そしてバイオリンの斎藤裕子(YASUKO)さんも登場。

この方は初めましてでどんなつながりか分からなかったので調べまくったところ

一時期シミさんが参加してたNAHTにいた方みたいです。

怒髪天のみなさんの手には歌詞カード。

坂さんのだけ大きさ、倍。

アコーディオンとバイオリンのみの演奏で歌ってくれたのは

『うたのうた』でした。

4人全員で歌ったんだけど途中坂さん、シミさん、友康さんがひざまずき

手をヒラヒラさせて増子さんフィーチャーターイム。

めっちゃ手の動きが揃ってたところをみると

かなり練習していたと思われ。

続いて友康さんはアコギ、坂さんは座って叩くやつとシンバル(手叩き)

シミさんはウドベのコンパクト版みたいなのを演奏して『ビール・オア・ダイ』

一時、普通のライヴでもアコースティックっぽいアレンジでやってたよね。

これも素敵だったな。

お客さんも感覚が麻痺してるのかどの曲でもペンライト振ってる人たちもいて

なんだかよく分からない状態に。

こういうのってここぞというときに使ってこそだと思うんだけど。

ペンライトやうちわが振られるライヴの様子を楽屋で見ていて

男闘呼組みたいだった」という奥野さん。

男闘呼組ってのが泣けてくる…。

増子さんが言うには「ジャニーズシニア」らしい。

なんか、遠くから見てるとおしゃれなちんどん屋っぽい。

立ってしゃべってるみなさんをよそに唯一座ってた坂さんは

しばらく休憩と思ったのか脚組んでた。

なに脚組んでんだよ!

みんな立ってんだよ!

今度脚組んだら膝のお皿割りますからね

さんざんな言われっぷりでした。

愛されてるんだな、と思うことにしました。

次の曲は最初作ったときは今回のようなイメージで作ったんだよね?

と友康さんに問う増子さん。

友康さん、いつものように身振り手振りで説明してくれるんだけど

なんでか笑ってしまうんだよねー。

友康さんのしゃべり方には、ほのぼのエッセンスがいっぱい入ってるんだと思う。

『ヘベレ・ケレレ・ヨー』、とても陽気なアレンジで楽しかった♪

お酒飲んで気持ちが大きくなってる感じがあらわれてたと思う。

それでもって、私、曲間の「チャンチャン」ってとこで手を振るのが大好きです。

あんまりみんなしてなかったけど。

これ、すごい楽しいのになー。

本日のお勘定は「100万両」でした。

一気に冷える客席…。

坂さんがいれば地球の温暖化は食い止められると思う。

第3部?ダブルアンコール?は、友康さん・坂さんはレモンまぶしい限定Tee、

増子さんは白いFBHLシャツ。

忘れてた

とここでコームで髪をなであげ、投げる。

いつかキャッチしてみたいもんです。

さっきの「新春クラシックコンサート」が嘘のようにここから再び激熱セトリに。

もしかしてみんな飲んでないの?

酒売ってないの?

だからかー

じゃあここらでエア飲みいっときますか!

『酒燃料爆進曲』

椅子があろうが酒飲んでなかろうが踊りまくりますよ。

坂さんのおことばは「レモン!」って聞こえたような気がしたんだけど

SNSでは「メロン」だったという話でした。

わかんないよ!

そのおことばが終わるか否かなタイミングで

増子さんが坂さんの頭に一斗缶をゴーン。

ドリフだ、ドリフ。

なんで金だらいじゃなくて一斗缶なんだろ。

殺傷能力上がりすぎると思うんだけど。

終わって「痛かった?」と聞く増子さんに坂さん(おそらく)笑顔で一言。

いいところで当たったから、うれしい

ドM発見。

最後、増子さんは静かに語りかけてくれた。

今日はありがとう

最初のころは「いい曲できた!」って言っても

そう言ってるのオレたちだけでね…

それが今はこんなに

いいと思って来てくれてるんでしょ?

もちろん!と拍手してたらまたヤヴァイモードに突入しそうになったらしい。

また泣かせようとして

危ない危ない…

さっきディレクターにCD買うように宣伝しろって言われたけど

後で殺しておきますからね

そうだよ、わたしたち、言われなくてもドンときたらパンと買うもん。

怒髪天、ドンときっぱなしだもん。

ここにいるオマエたちがいてくれたらいい

自分がやりたいことがあるなら突き進め!

ツライことがあったらライヴに来い!

っていう魂からのメッセージのあとに歌ってくれたのは、『ド真ん中節』

これ、ネットでの一部配信を見たときは映像に気をとられ

楽曲はそんなにピンとこなかったんだけど

めちゃめちゃかっこよかった。

今、このタイミングでこれをあえて出す怒髪天の男意気。

終わってからも拍手は鳴りやまず。

数分後に「ありがとうございました」ってアナウンスが流れると

さらに大きな拍手が沸き起こり、大団円。

こんだけ熱いもの見せてくれたら、ねぇ?

私の中ではホールライヴって楽しいことは楽しいけど

ここまで熱くグッとくることってなかった。

ありがとう、怒髪天

いつかガリガリくんおごってもらえる日を、楽しみにしています。

あ、コントライフ、やると思ってたのになー。

<SETLIST>web Rooftopより

1. オトナノススメ

2. 全人類肯定曲

3. 労働CALLING

4. GREAT NUMBER

5. 蒼き旅烏

6. トーキョー・ロンリー・サムライマン

7. 武蔵野流星号

8. 愛の嵐

9. 望郷ドラ息子

10. 宿六小唄

11. ドンマイ・ビート

12. NO MUSIC, NO LIFE.

13. セバ・ナ・セバーナ

14. うたのうた (with 奥野真哉, 斎藤裕子)

15. ビール・オア・ダイ (with 奥野真哉, 斎藤裕子)

16. ヘベレ・ケレレ・ヨー (with 奥野真哉, 斎藤裕子)

17. ロクでナシ

18. 酒燃料爆進曲

19. ド真ん中節